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ISDEとは...

INTERNATIONAL SIX DAYS ENDURO

  • 2007-08-01 (水)

International Six Days Enduro

インターナショナルシックスデイズエンデューロ
(文 / 春木久史)

ISDEとは?
 6日間の日程で行なわれる世界最大のエンデューロイベントです。同じFIMの
エンデューロ世界選手権(2日間大会)が個人選手権であるのに対して、ISDEは基
本的に国代表チームの団体戦です。モトクロスオブネイションズ、トライアルデ
ナシオンと同様の位置づけと考えてもいいでしょう。

その歴史
 ISDEの第1回大会は1913年にイギリスで開催されたました。二度の世界大戦によ
る中断を除き、毎年各国の持ち回りで開催されてきました。また、かつてISDEは
インターナショナルシックスデイズトライアル(ISDT)と呼ばれていました。現在
のトライアル競技との混同を避けるため1980年から現在の名称に変更されていま
す。

国代表チーム対抗戦
 ISDEは、基本的に国代表チームによって競われるワールドトロフィ争奪戦です。
ワールドトロフィチームは6名で、ジュニアトロフィチームは、4名の23才以下の
ライダーで構成。そのほか3名で構成されるクラブチーム、マニュファクチャラー
チームが参加します。ワールドトロフィチーム毎年30〜40ヶ国が参加しています。
日本からのワールドトロフィチーム参加は昨年のニュージーランド大会が歴史上
初で、この大会での日本チームの成績は15位でした。

競技シスム
 ISDEは、日本で知られているエンデューロ大会は違って、チェックポイントを
指定された時間通りに走ることを基本とし、2〜5kmのスペシャルテスト(SS)でタ
イムを競うものです。コースの距離は1周150km×1日2周、スペシャルテストは1
日10本程度。6日間で1000km以上を走ります。またパルクフェルメ(車両保管)シ
ステムといって、走行時間以外は、選手もマシンに触ることができません。朝の
スタート前10分、ゴール前の15分だけが整備の時間として割り当てられ、選手本
人だけがマシンに触ることを許されています。ライディングだけではなく、短時
間で的確に整備・修理する技術を競うためです。

日本の愛好家とISDEの関り
 日本人として始めてISDEに参加したのは西山俊樹氏。1971年イギリス大会以来、
10回に渡って個人参加。その後1994年のアメリカ大会に畑由孝氏を代表とするク
ラブチームが参加。その後の毎年、日本人選手によるチーム参加が継続されてき
ました。
 2002年チェコ大会では、中嶋宏明氏を代表とする日本のチームが「敢闘賞」に相当
するワトリングトロフィを授賞しました。これは1962年にFIMが制定したもので、
授賞国の持ちまわりとなる栄誉ある賞です。

日本のワールドトロフィチーム
 MFJのエンデューロ競技規則によって、ワールドトロフィチームの代表選手に
選抜されるのは、前年度のエンデューロ全日本クラスランキングのうち、上位を
優先に、10位までの選手を対象としています。今回は10位までの選手のなかで、
怪我などで出場を見合わせる選手を含めて6名に満たなかったため、ランキング
で次点となっていた11位の池田智泰選手を繰り上げて、選抜選手としています。

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